キャンピングカーのトイレタンクの汚れはどうされていますか?
使用後すぐにタンクを洗浄しても、長い期間使用することで通常の洗浄では落ちない頑固な汚れが目につくようになります。
「使用後はシッカリと洗浄しているんだけど…」
「タンクの底にこびりついた固形化した汚れが気になるし…」
車中泊の旅から帰ると、カセットトイレのタンク洗浄は必須。 水で洗い、洗剤で洗い、乾燥させて次の旅の準備となるのですが… どうしても除去できない汚れが残るのです(固形化する主にカルシュウム分ですね)。
そこで購入したのは「THETFORD カセットタンククリーナー1L」。 完全には汚れは取れないものの、見た目本当に綺麗に仕上がるクリーナーで満足できました。
タンク内部の固形化した表面の汚れを除去するグッズだと思います!
カセットタンククリーナーでキャンピングカートイレタンクの内部が綺麗に!
アマゾンで購入した「THETFORD カセットタンククリーナー1L」
・THETFORDカセットタンククリーナー1L
今回はアマゾンで見つけつことができず、普通に通販で購入しました。
一回の洗浄で300mlを使用しますので3回洗浄できる量。 そんなに頻繁に洗浄はしませんから、手元に一本あればしばらくは大丈夫な容量です。
▼ネット上のレビューもよい製品です。
▼キャップはシッカリと締まり液体が漏れません。万が一転倒しても大丈夫です。
カセットタンククリーナーの使い方
では実際の洗浄作業をしてみます。
・カセットタンクを車から外す
・カセットタンクの排水口を開ける(ゴム手袋の着用がおすすめ)
・カセットタンクにクリーナーを規定量注入する(300ml)
・カセットタンクに水を注入する(5L)
・軽くタンクを振る(水とクリーナーを混ぜタンクの内壁に行き渡るように)
・規定の時間放置する(16時間)
とても簡単な作業手順ですから、迷うことはないと思います。
ポイントとしては薬剤と水の容量を間違わないこと。 さらに、きちんと手袋を使用することです。
とてもドロッとした薬剤なので、手につくとよくないでしょうから。
▼キャンピングカーからタンクを取り外します。
▼スライドさせます。
▼2年以上使用した様子(120泊程度)。外見は綺麗なのですが内壁にはカルシュウム分が固く付着しています。
▼タンクの排水口を開けます。
▼クリーナーの口にも注意です。
▼とてもドロッとした印象。
▼残った薬剤が表面に付着しています。
▼シャワーでコップを洗浄しティッシュで拭き取ります。
▼薬剤を注入したら水を5L注入です。
▼きちんと排水口を閉めます。
▼一回の洗浄で300ml程度使用しています。
クリーナーの効果は?
・明らかな効果が確認できた!
汚れに関しては、通常のメンテナンス(車中泊から帰宅してタンクを洗浄する作業のこと)で落とせるものについては除外し、タンク内壁ないこびりついた取れない汚れ(主にカルシュウム分)を対象に確認。
すると、タンク内壁の汚れ(カルシュウム分)については、6〜7割程度落ちたように感じます。
『完全ではないけど、一度の洗浄でこれだけ落ちたんだ!』
正直これほど汚れが落ちるとは考えてなかったので感動ものレベル。
さらに、クリーナーの目的の一つに「汚れの固着防止」がありますので、今回洗浄できたタンク内壁にコーティング効果が期待できると確かに思える汚れの落ちでした。
気をつけたいこと!
・16時間以上クリーナー注入のまま放置するので、内圧が高まる
・タンクの排水口は少し緩めた方がいいかもしれないこと
・洗浄中はタンクは屋外や通気が良いところにおく
これらは取扱説明書には注意書きとして記載されていませんが、タンク洗浄中(タンクを放置している間)に泡が出ているような音が聞こえたり、排水口を緩めると「シュッ!」とタンク内部の空気が外に放出されたるすると、注意した方がいいのではと痛感。
とくに、固形化したカルシュウム分を薬剤で分解するので、化学的変化による有害的な空気(悪影響はないかもしれませんが…万が一を考えて)が溜まってもいけないとも思いますので、換気が良いところでタンクを16時間以上放置した方がいいかもしれません。
定期的にクリーナーを使用した方がいいかもしれないこと
初回のタンク洗浄をしましたが、見た目6〜7割程度の固形化した汚れを除去することができました。
なので、タンク洗浄を2回3回と重ねるごとに固形化した汚れが除去できるのではと考えるところです。
そうすると、1本のクリーナーで3回程度は洗浄できますので1年をかけて洗浄するのもアリと思います。 クリーナーの開封によるえ薬剤の劣化など考えるとやはり1年以内で消費するのがいいかもですし。
そもそも…タンク内部の汚れって何?
『タンク内部にこびりついた固形化した汚れってなんだろう?』
排泄物などは基本的に綺麗に洗い流しても、使用の回数を重ねるにつれて固形化した汚れが堆積していった状況。
堆積スピードは、タンク内壁が綺麗なときは堆積はなかったのですが、一旦堆積が始まるとスピードが早まったような気がします。 なので、内壁に汚れが堆積する前の状態をキープすることがいいかもです。
ところで、汚れの正体は「カルシュウム分」らしいのです。 なので、固形化して固く堆積することもうなずけます。
カセットタンク自体に寿命があるので、一定のサイクルで交換した方がいい件!
・カセットタンクは一定サイクルで交換した方がいいかもしれない
衝撃的なことですが、冷静に考えれば確かに!と理解できる点でもあります。
『経年劣化で…もし車内でタンクから漏れたら…』
考えるとゾッとすることですが、カセットタンクの寿命についてショップさんに相談したことがあります。
その結果、トイレタンクを定期に交換するキャンパーの方もいるらしいのです。
主な交換理由は経年劣化。 万が一トイレタンク使用中に漏れだすと大変なことになるということで5年ごとに交換。
なので、私も同感的なところがありますから、使用開始から5年で新品に交換。 そう考えると、トイレクリーナー使用のタイミングも見えてくるところです。
少なくとも、トイレタンク使用開始から2〜3年程度経過のタイミングで、トイレタンククリーナーの洗浄はアリかもしれないと思います。
▼まとめ記事もご覧ください!
▼2020年2月以前の記事は別ブログで投稿しています!
まとめ
キャンピングカーのカセットトイレタンク内部に固形化した汚れ(主にカルシウム分)について考えてみました。
・トイレタンククリーナーを使うと、固形化した汚れが相当に除去される
・固形化した汚れが付着し始めると、そごれのスピードが上がる
・5年程度でトイレタンクそのものの交換を視野に、トイレタンククリーナーを使うタイミングを考えるのが効果的
カセットトイレやポータブルトイレなど、仕様によって固形化した汚れの付着状況が異なりますが、一定のタイミングでトイレタンククリーナーを使った除去は有益だと思います。
当ブログは、キャンピングカーの旅と、車グッズやメンテナンスなど投稿。
2019年7月、キャンピングカー(トイファクトリーアルコーバ:ハイエース)を購入し、妻と二人でキャンピングカーの旅を楽しんでます。
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