ハイエースのタイヤ交換の時期ですが、具体的なタイミングは悩ましいもの…
交換にかかる費用が大きいことや、走行距離は少ないのに、安全上タイヤを交換しなければならないのは、少々もったいない気もするし…
「え? タイヤの溝深さだけじゃないんだ…」
「危険なタイヤで走行すると、事故の原因になったりするんだ」
私がハイエースのキャンピングカー(トイファクトリーアルコーバ)を乗り始め、約1年半年。
キャンピングカーバースト事故のニュースに敏感になっていることもあり、タイヤ空気圧とタイヤ交換にシビアになっているのでした。
タイヤ交換の考え方は、人により、また、車の種類により違うかもですが、基本的なポイントは、共通する部分が多いと感じるところです。
さて、タイヤの交換時期をどう考えたら良いのか、整理してみました!
ハイエースのタイヤ溝を測定して、交換時期を予想!残り3mmで交換することに!
タイヤ交換の頻度は、本当に悩ましく思います。
ハイエースのタイヤ(ライトトラックタイヤ)で4本交換すると10万円程度!
なるべく交換は先送りにしたい…と思うところですが。
・タイヤ摩耗を原因とした、バーストやスリップ事故
・タイヤ経年劣化を原因とした、バースト事故
タイヤは、大事故につながるパーツだけに、慎重検討の必要を感じます。
ディーラーさんやショップさんと相談の結果、次の考え方でタイヤ交換することにしました!
・タイヤの溝深さが、残り3ミリで交換!
・タイヤの溝深さが、残り3ミリを下回るとどうなるか?
・タイヤの減りのスピードを考慮し、残り3ミリを予測する
・タイヤローテーションもメリットあり!
・ハイエースのタイヤは、「ライトトラック」だった!
・タイヤの経年劣化でも、交換の必要あり!
・タイヤの摩耗と経年劣化の二つのファクター考慮し交換する必要性
タイヤの溝深さが、残り3ミリで交換!
結論からですが…
・タイヤの溝深さが、残り3ミリまでに交換!
残り3ミリは、これより摩耗してはいけない「最低限のライン」と考えました。
実際のタイヤ交換は、残り3ミリに到達する前に交換するイメージですね。
ただ、残り3ミリ到達前とはいえ、あまりにタイヤの溝が残っている状況で交換することは、経済的にいかがなものかと。
残り3ミリ到達前、かつ、経済的に有利なタイミングということになります。
タイヤの溝深さが、残り3ミリを下回るとどうなるか?
タイヤの溝深さが3ミリを下回るとどうなるか。
参考として、ヤナセホームページを引用すると…
・交換時期は残溝3ミリ「タイヤ交換は、タイヤの摩耗と制動距離が関係します」
・タイヤの溝が3ミリを下回ると、急激にウエット路面での制動距離がのびてしまいます。ウエット路面では、タイヤの溝により排水することで路面とタイヤが設置しグリップ力を生みだしますが、残溝が少なくなるほど排水能力が落ちるため制動距離がのびてしまうのです。
3ミリを下回ると、急激に制動距離がのびると指摘されていますので、これを根拠として、タイヤの溝深さ3ミリまでに交換すると決めたのです。
急激に制動距離が伸びる残り3ミリは、怖いですね!
タイヤの減りのスピードを考慮し、残り3ミリを予測する
タイヤの種類や車種、運転の仕方によってタイヤの摩耗速度は違ってくるので、新品タイヤがいつまで使えるのかという点は、難しいものです。
・ハイエースのキャンピングカーなので、「ライトトラック」というタイヤ(固めタイヤ)
・車重は、制限ギリギリの重量が常にかかっている状態
・運転は、常にユックリ目(急ブレーキや急ハンドルはありません)
これら3つの条件で考えてみると…
・新品タイヤ(新品タイヤは8ミリ程度)で、33,000km走行し3ミリ摩耗
ライトトラックという固いタイヤなので、摩耗の速度が遅いのでしょうか。
「1万キロ走行で1ミリ摩耗する」と考えられます。
なので、私の場合は、新品タイヤ走行開始から5万キロ程度超えると、残り3ミリに到達ですね。
ザックリと、距離的なタイヤ交換時期が予想できました。
※タイヤが摩耗すると、タイヤの円周が短くなる関係で、摩耗速度が早くなる可能性がありますが、これは考慮していません。
▼3万キロを超えてますが、摩耗してない印象です。
▼スリップサイン表示マークです。ここで測ってみます。
▼タイヤ表面の小さなゴミを取り除きます。
▼黒光りしました。
▼タイヤゲージを使います(空気圧とタイヤ溝が測定できる優れもの)
▼6ミリは超えてます!
▼こちらです!
▼ブリジストンのホームページでは、百円玉でも測定できるとありました。
▼「1」の本体の部分が5〜6ミリ。
▼スリップサイン表示マークの上です(1.5ミリ高くなります)。
▼今回の測定は、32,470km走行です。
タイヤローテーションもメリットあり!
タイヤローテーションは、ディーラーさんなどでオススメのことがあるかもです。
私も、タイヤローテーションは1回実施。
前後左右のタイヤによって摩耗スピードが変わりますから、意味はありそうです。
なお、タイヤローテーションには、いくつかの種類があるようで…
※引用元:ブリジストンホームページ
・回転方向が指定されているタイヤは、前後を入れ替え
・回転方向の指定のないタイヤは、FR車及び4WDとFF車で、前後と左右をクロスする入れ替え
具体的には、ディーラーさんなど、専門の方とご相談が必要と思います。
ちなみに私は、前後のタイヤを単純に入れ替えましたが、次回は、クロスでしようと思います。
タイヤの摩耗の具合を確認して、いずれかを選択することがオススメになるでしょうね。
ハイエースのタイヤは、「ライトトラック」だった!
私知らなかったのですが…
ハイエースのタイヤは「ライトトラック」という種類のタイヤでした。
このタイヤは、全体に固めなので、タイヤの摩耗スピードが普通車用のタイヤに比べると、減りにくいそうです。
一方、乗り心地に関しては、タイヤが固いこともありゴツゴツした味付けに…
ハイエースのキャンピングカーなので、積載荷重いっぱいの重量がありますから、タイヤがライトトラックということも理解できます。
そのようなこともあって「1万キロ走行で1ミリの摩耗」のスピードなのでしょうか。
タイヤの経年劣化でも、交換の必要あり!
タイヤの摩耗について上記しましたが、経年劣化というファクターもタイヤ交換の大切な要素。
・紫外線による劣化
・洗剤の使いすぎによる劣化
紫外線による劣化については、4〜5年程度経過すると、タイヤの表面が小さなひび割れが多数発生したり、硬化してしまうようです。
また、洗車の際にタイヤを洗いますが、洗剤の多用や洗車ブラシによるタイヤ表面に与えるダメージが影響するそうです。
紫外線や洗剤による影響についても、回避することは難しいですよね。
なので、4〜5年経過すると、かなりのダメージを受けていると過大評価したほうが良さそうです。
タイヤの摩耗と経年劣化の二つのファクター考慮し交換する必要性
・走行によるタイヤの摩耗
・経年劣化によるタイヤのダメージ
二つのファクターを考慮して、タイヤ交換を検討する必要がありますね。
例えば、私の場合であれば、1年間で3万キロ程度走行しますので、経年劣化による影響よりも、走行にともなう摩耗の方が、タイヤ交換を早める要素になります。
この場合、経年劣化によるタイヤのダメージは、考慮する必要はありませんね(1〜2年程度で紫外線などの影響は考えにくいからです)。
そうすると、車の使い方によって、いずれのファクターが先に到来するか見極める必要があります。
車検や定期点検で「そろそろタイヤ交換を考えましょうか」など指摘されたときは、タイヤ交換を考えることが必要と思います。
▼まとめ記事もご覧ください!
▼2020年2月以前の記事は別ブログで投稿しています!
まとめ
安全のためには、タイヤは適正なタイミングで交換する必要ということがわかりました。
・タイヤ溝が残り1.6ミリに達すると、道路交通法違反
・タイヤ溝が残り3ミリを下回ると、急激にグリップ力が低下
・タイヤは摩耗のほか、経年劣化などでも、交換の必要がある
・タイヤローテーションは、有効!
そのほか、タイヤの種類や運転の仕方などでも、摩耗スピードに影響がでるようです。
なので、空気圧の点検とともに、タイヤの磨耗や経年劣化のチェックは必要ですね!
当ブログは、キャンピングカーの旅と、車グッズやメンテナンスなど投稿。
2019年7月、キャンピングカー(トイファクトリーアルコーバ:ハイエース)を購入し、妻と二人でキャンピングカーの旅を楽しんでます。
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