
自動車タイヤの空気入れは、皆さんどうされてますか?
電動空気入れを購入している方も多いと思いますが、購入のとき悩むのが、安価な電動空気入れを選択するのか、または、高め価格でもクオリティ重視で選択するのか…
「安価品を購入したけど、1年程度で故障してしまった…」
「お高め価格でも、クオリティ重視が良いのだろうか…?」
当初、安価な電動空気入れを購入した私ですが、突然に故障したことで、クオリティ重視品を購入したのです。
購入したのは、マキタの充電式空気入れ「MP180D」。
納品後はすぐに使っていますが、全く不満点がない使用感なのです!
安定したクオリティのマキタ充電式空気入れ「MP180D」は、オススメです!
マキタ充電式空気入れ「MP180DRG18V」を購入!18Vシリーズのパワーに満足できる使用感!レビュー
マキタ充電式空気入れ「MP180DRG18V」を購入!その背景も…
なぜ、マキタ充電式空気入れを購入したかというと…
使用開始から、1年程度で故障した安価な電動空気入れの寿命が短い!と痛感したからです。
そこで今回は、同じことの繰り返しは避けたいと考え、安定したクオリティのマキタ製品を選択しようとネット検索(この時点で、メーカーはマキタに決定済み)。
ところが、マキタの充電式空気入れをメーカーホームページで確認すると、新しい機種のみ掲載されているのでした(2022.12.6現在40Vモデル1機種、18Vモデル1機種)。
Amazonなど、リーズナブルな価格で通販されている機種の多くは、最新でないタイプが掲載されているので、これは本当に悩ましいこと…
そんな中、私が選択したのは、18Vバッテリーが使える「MP180DRG18V」。
決して最新の機種ではありませんが、マキタ製品の安定したクオリティに魅力を感じ、以前の機種でも問題ないだろうと判断…
また、マキタ製品を初めて使う私にとって、充電器とバッテリーが付属していることもプラス要因でした。
購入後は早速使っていますが、全く不満点がないという好印象で、多くの口コミ評価と共通した認識に至っています。
ところで、安価な電動空気入れの故障について触れてみます。
・購入後は、毎月一回キャンピングカーの空気を補充(4.5kpsまで加圧)
・使用開始から半年後に、加圧中に焼ける匂いがして白煙が出現
・その後半年間使用(変な動作音がしながら使用)
・たまに、焼ける匂いがしたので、使用を中止することが頻回
・使用開始から1年程度の時点で、加圧中に突然「バキン!」と音がして動かなくなった
このような経緯をたどります。
なお、使用にあたっては、カタログの注意書きは遵守していましたので、特段問題ないと考えますが、キャンピングカーということで、高い値の空気圧を設定。
これにより、電動空気入れの負担が大きかったのかもしれません。
それにしても、通算50回程度(タイヤ4本×月一度使用)の加圧で寿命到来とは、正直驚きましたが、購入価格が格安だったので、変な納得感が残っていることが不思議です。
ちなみに、私のハイエースベースキャンピングカーの空気圧は…
・前輪 4.0kps
・後輪 4.5kps
空気圧が高いので、セルフスタンドの空気入れだと、4.5kps加圧するまでに、かなりの時間が必要で気を使うことも(キャンピングカーは車体重量が重いので、高めの空気圧設定する必要有り)。
約1年間、安価な電動空気入れで、通算50回程度の稼働で使用しましたので、基本的にハードな使用が原因とも考えられる故障でしたが…
以上が、マキタ電動空気入れ購入までの経緯です。
いつも安定のアマゾンで購入!
さて、マキタ電動空気入れの購入を決定した後は、どこで購入するのか考えました。
・アマゾンなど、通販で購入
・ホームセンターで購入
ザックリと二つの購入手段が考えられます。
そこで私は、実機を確認する意味で、ホームセンターに行ってみたのです。
すると、商品陳列の中で、マキタ製品は厳重な施錠エリアに展示されているではありませんか。
『価格が高いからだろうか?…マキタだけ施錠エリアだし…』
単に価格が高いだけでなく、商品クオリティーやメーカーイメージなどがあるのでは、と考えたのです。
話を戻します。
実際に、マキタ電動空気入れの実機を手に取り確認すると、ネットで販売されていた製品と異なる型式だったので、少々残念な気もしましたが、手に取ることで得られる質感など、確認することができました。
『やはり、マキタ製はシッカリとした作りだな!』
本当に痛感したことです。
手に持った瞬間に分かる質感…
ホームセンターの実店舗に出向いて正解でした。
ただ、購入価格そのものは、アマゾンなど通販と比較すると、やはり割高なのは事実。
購入意欲を抑えながら帰宅し、アマゾンで注文したのです。
ホームセンターなどの実店舗と、通販のいいとこ取りで購入した次第です。
(開封)梱包は十分で、輸送中のトラブルは皆無だった
結果としてアマゾンで購入した私ですが、過去において、配達中のトラブルを体験したことはありませんでしたが、今回もノートラブル。
注文から数日で配達されるシステムに、不満点を感じることもありません。
今回は、注文から2日後に到着。
・梱包は気になるところはなし
・開封後、本体や付属品のトラブルはなし
・新品なので、当然ながら本体各部に傷などなし
全く不満点がない納品になりました。
ただ、一点…
マキタの専用工具箱を梱包している段ボールの大きさに妻が驚いたことです。
『何買ったの?本当に車の空気入れ?』
あまりに大きい段ボールの説明に苦慮したことぐらいでしょうか。
開封すると、マキタの純正ケースが入っているので、大きい理由が分かりますが、これは驚きます。
ま、妻が少し大袈裟という感じでもありますが…瑣末なことで恐縮でした。
▼ドーンと納品!大きさに驚きます。
▼開封すると、専用工具箱にきちんと梱包。輸送中のトラブルは皆無です。
▼ケースもシッカリとした作り。
▼初回開封時には、白いナイロンを切断します。
▼ふたを開けると、取扱説明書の保管箇所。
▼とても分かりやすい取扱説明書です。
(使い方)いたって簡単な使い方で便利!口コミのとおりだった
さて、実際にマキタ製の電動空気入れを使用して感じたことですが…
(気に入った点)
・作業手順そのものは、海外メーカーと変わりなく違和感なく使用可能
・18Vバッテリーのパワフルさを体感(充填時間が短い)
・電源コードが不要で作業性が良い
・稼働音は少々気になるレベルでも、充填時間が短いので助かる
・バルブの付け外しが楽
・連続稼働しても、本体から発熱や異臭がしない
・設定空気圧の精度は事実上使用ないレベルで問題ない
(気になった点)
・電源スイッチを投入すると、ライトが点灯し作業中は点きっぱなしなこと
・稼働音が少々気になるので、早朝深夜は使用を避けないといけないこと
全く不満足点がないと言って良い使用感なのでした!
中でも、電源コードが不要なので、取り回しに不自由がなかったり、バルブがしっかりとした作りのため、充填完了後のバルブ外しで無駄なエアー漏れが発生しなかったりする点は、便利さを痛感するところです。
さらに、設定空気圧の精度がかなり高いので、事実上気にならないレベル。
充填完了後にエアーゲージで測定すると、ほとんど変わらない値を示しますから不満足点は全くありませんね。
これらの点は、ネットの口コミで高評価されているコメントと同じ体感をするところです。
▼18V、6.0Ahの大容量。空気入れのみ使用するには勿体無い感じです。
▼充電器との接合部。接点の金具面積が大きいことにも驚きます。
(作業性)充電式バッテリー式で作業性が高い!
上記しましたが、充電式バッテリー式なので、電源コードが不要な点は素晴らしく便利です。
私の駐車場には100V電源がありませんから、今までは、ポータブル電源のシガーから電源を確保(これ意外に不便だったのです)。
ところが、マキタMPシリーズは、充電式バッテリー式のため電源確保の必要がなく、電源コードが不要。
なので、作業性が相当に向上します。
足元に絡まっていた電源コードが不要になったので、それだけでも快適性が格段に向上したのでした。
さらに、私は18Vバッテリーを選択しましたので、従来電圧のバッテリー(14Vなど)と比較するとパワーがあると考えています。
なお、現在マキタ製品には40Vバッテリーシリーズが登場していますが…
『40Vは…電圧高すぎじゃない?』
個人的に思ったりしたので18Vを選択するに至ったのです。
6Ahという最大容量のバッテリーですが、体感的には一度充電すると、かなりの回数使用できます。
この点は、カタログベースのスペックのとおりと満足しています。
とにかく、バッテリー式なので、作業性が高いことは自信をもって言えることです。
▼意外に小型なMP180D。質感高い本体構造です。
▼電源ボタンを投入!
▼電源ボタン投入と同時に点灯しますので、作業終了まで点きっぱなしのライトです。
▼最初に設定圧を決めます。
▼キャンピングカーなので、高い空気圧を設定しましたが、短時間で加圧完了です。
▼バルブの構造もシッカリしています。
▼この状態で加圧すると、設定空気圧に到達します。
▼バルブを外す時にエアー漏れを最小限にするため、少々コツが必要です。バルブの付け根をシッカリと持ち真っ直ぐ弾きながら、レバーを戻すと一瞬「シュッ」と音がするだけの作業性!
(バッテリー)寿命を伸ばすため、80%の「実用充電」で使用
マキタ製品のLi-ionシリーズ(つまりバッテリーを使う器具)に必須の充電式バッテリーが高性能なことは、皆さんご存知だと思います。
・小型、軽量、高容量
・継ぎ足し充電可能
・長期保存に強い
マキタ社のノームページに記載されている特徴を引用しています。
ただ、この3点については、他のメーカーでも実現できていることもあり、大きな特徴ではない気もしたのですが、詳しく調べてみると、これらの特徴を高いレベルで実現しているのでは…と感じたところです。
とくに、リチウムイオン電池に禁忌とされている充電時の温度上昇について、マキタの専用充電器を使うことで、放熱対策を高度に実現できているのです。
充電器本体を手に取ると…
『意外に大きい充電器だな〜』
当初は驚いたのですが、取扱説明書を詳しく確認すると、充電中の放熱対策やバッテリーとのデータのやり取りをベースに充電するという高度な処理が実現できていることが理解できたのです。
結果として、他社と同じ特徴を持つリチウムイオン電池ではありますが、その特徴を高度に実現できている点が、マキタの特徴と感じるところです。
マキタ純正バッテリーは非常に高価なのですが、上記の点が高い理由かなと納得したのでした。
ところで、高性能なマキタ純正バッテリーなので、なるべく長い期間使いたい。つまり、バッテリーの寿命を伸ばしたいと思うことは自然なことです。
そこで考えたのは、リチウムイオン電池の特性を理解すると、充放電は20〜80%の範囲で繰り返すことが良いと考えました。
つまり、バッテリーの60%容量を常に使うという使い方なのですね。
具体的な使用法は…
・充電は、「実用充電(容量の80%)」で止める
・放電は、バッテリー本体のレベルゲージ4段階のうち、残り1段階に至るまで使用
これを繰り返すことで、バッテリー容量の20〜80%の範囲で充放電していることになるので、結果として、バッテリーの寿命を伸ばすことになると考えた次第です。
なお、「実用充電」とは、バッテリーを充電中80%充電に達すると、充電器本体のインジケーターの「実用充電」サインが点灯するというマキタの考え方。
通常、そのまま充電を継続すると100%充電に達しますので、「実用充電」が点灯すると、手動でバッテリーを取り外し充電を止めることにします(自動で充電が止まるシステムだと嬉しいのですが…)。
少々手間がかかりますが、これをすることで寿命の延伸を期待するところです。
▼充電中の様子です。ファンがガンガン回ります。
▼本体に取り付けた状態。残容量の確認はボタンを押下します。
▼一応、満充電に近い状態ですね。
(保管)バッテリーと本体を分離させること
さて、電動空気入れとバッテリーの保管方法ですが…
・高価なマキタ純正バッテリーを大切に保管したい
・バッテリーを本体に付けっぱなしすると、接点部分などの劣化が心配
個人的に、これらの点が心配だったこともあり、バッテリーと本体は分離して保管しています。
また、バッテリーに大きな外圧や振動などを与えたくないので、ソフトな袋に入れて収納しているのです。
何より、マキタ純正バッテリーが高価なことから、このような対策をしています。
マキタバッテリーは、他の器具を使うに便利だった!
ところで、マキタ純正バッテリーを1個持っていると、いろいろな種類の器具を使うことが特徴でもあります。
つまり、互換性があるということですね。
この点、個人的に相当に気に入っていまして、このメリットがあるからこそ、バッテリーの価格が高いことも理解できているのです。
現時点では、空気入れとUSBアダプターを使用していますが、今後はクリーナーなどマキタ製品の便利さを体感したいと考えています。
純正バッテリーを使った高次元な互換性に、驚くばかりです!
実際の作業をYouTubeにアップしました!
マキタ電動空気入れを使って、実際に空気を入れてみました。
このタイヤは、極小さい穴から空気が漏れるパンクをしています。タイヤ交換のためショップに移動するために適正圧まで加圧しました。
・1日で0.2Kps程度空気が抜ける症状のパンク
・規定値4.5Kpsのところ3Kpsまで低下
・3Kpsから4Kpsまで空気圧を加圧
上記の要件で加圧作業をしてみたのです!
▼本体のみ購入はこちらです。
▼私が購入したセット品!
▼互換性あるマキタ製品。USBアダプタを購入しました!
(K)マキタUSB用アダプタADP05のレビュー!とても便利!
▼まとめ記事もご覧ください!
▼2020年2月以前の記事は別ブログで投稿しています!
まとめ
電動空気入れを購入する点では、そのメリットに争いはないと思いますが、安価品を選択するのか、あるいは、少々お高めの価格でもクオリティが高いものを選択するか…
本当に悩ましいことですが、安価品を購入した私が体験した突然の故障からすると、少々お高めでも、クオリティが高い製品を選択した方が良いと思うところです。
そこで、オススメなのがマキタ製品!
・18Vや40Vの高電圧のパワーが魅力
・純正バッテリーと純正充電器のクオリティの高さ
・純正バッテリーの互換性の高さ(他のマキタ製品に使用可能)
・電動空気入れの作業製の高さ(使いやすい!短時間!)
これらの特徴を体感しますので、製品の選択肢にマキタを考慮されると良いのではないでしょうか。
当ブログは、キャンピングカーの旅と、車グッズやメンテナンスなど投稿。
2019年7月、キャンピングカー(トイファクトリーアルコーバ:ハイエース)を購入し、妻と二人でキャンピングカーの旅を楽しんでます。
以下は、運営している4つのブログです。
でなおし:2014年に開始した雑記ブログ。自動車、グルメなど投稿しています。
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