車を運転中『ピシッ!』と突然の音に驚いた経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
誰もが避けたい『飛び石』のことなのですが、先日、私のハイエース(トイファクトリーアルコーバ)が、飛び石を受けてしまいました!
「飛び石を避ける運転に心がけていたけど…やっちまった!」
「小さいダメージだから、修理せず経過観察に!」
飛び石を受けたフロントガラスを放置すると、徐々にフロントガラスのヒビが拡大し、ついには、視界不良になるとも言われているダメージ…
今回、私が初めて受けた飛び石のダメージが小さかったので経過観察となりましたが、大きなダメージだと、修理費用や心の傷も想像できるところです。
飛び石の対応策について、ディーラーさんやショップさんのご意見から、整理してみました。
フロントガラスに飛び石!リペアするのか、ガラス交換か、経過観察なのか…ダメージの程度によって考えたい!
誰もが避けたい!飛び石とは
そもそも、飛び石とは何でしょう?
チューリッヒのホームページに分かりやすく解説していましたので、引用します。
飛び石は、その名の通り、前から飛んだきた小石が、自車のフロントガラスや車体に当たる現象を指します。たいていは前走車がタイヤで踏んだ石が跳ね上がったり、タイヤの溝にはさまっていた石が外れて飛び上がったりすることが原因です。チューリッヒホームページから引用
飛び石の定義と原因が分かりやすく表現されています。
そこで、私が1年前に体験した飛び石を振り返ってみると…
・片側一車線の国道を夜間走行していた
・前走車はいなかった
・対向車(大型トラック)とすれ違った瞬間だった
・ピシッ!と目の覚めるような音がした
・翌日確認すると、フロントガラスに小さな穴が空いていた
一言で言うと、対向車の大型トラックのタイヤから外れた小石が、自車のフロントガラス(運転席の真ん前)に当たったということになります。
前走車でなく対向車でしたが、他の要因はチューリッヒの解説のとおりということですね。
飛び石を受けたフロントガラスをどうするのか?
さて、ビシッ!と飛び石を受けたフロントガラスをどうするのか?
ネットで調べると、早めにリペアする方が良いとの指摘が多いことが分かります。
フロントガラス交換よりも安価なので人気があるようですが、これもダメージの大きさによるところがあるので、一概には言えません。
つまり、飛び石を受けたら、早めに専門家に診断してもらい、対応を選択するということが大切なのです。
そこで私は、飛び石を受けたハイエースをディーラーさんへ入庫!
フロントガラスの飛び石を診断してもらったところ…
飛び石のダメージが小さいので、経過観察でいいと思います。ダメージ部分を横から見ると、フロントガラスの表面部分のみ欠けている状態。なので、リペアしても薬剤が定着しないでしょう。万が一経過観察中にフロントガラスにヒビが拡大しそうになった場合は、リペアはアリと考えます!
短時間の診断でしたが、的確な説明から、今回のダメージは小さいので、経過観察しましょうという結果です。
その後、1年経過しましたが、ディーラーさんの説明のとおり、飛び石ダメージ部分からヒビは拡大していませんし、車検も無事に通過しています。
これらから総括すると…
・リペアできない大きなダメージは、フロントガラス交換
・リペアできるダメージは、リペアを施工
・リペアできない小さなダメージは、経過観察
つまり、ダメージの程度に応じ、上記3種類の対応から選択することになります。
リペアするメリット
最も頻度が高いと思われるリペアですが、このメリットは意外に大きいことが分かりました。
・リペアすると、ヒビが拡大しない(正確には拡大しない可能性が高い)
・リペアすると、見た目にダメージ部分が分からなくなるほど綺麗になる
・リペアすると、ヒビが拡大しないので、車検も通過する
・フロントガラス交換よりも安価
上記のように、リペアには多くのメリットがありますが、最も大切なのは診断。つまり、飛び石のダメージを正確に診断することですね。
その結果に応じて、適切な対応をすることが、経済的・安全運転的に良いと思います。
フロントガラスを交換するメリット
フロントガラスを交換するメリットを考えてみると…
・飛び石のダメージから、完全に解放される
・フロントガラスが新品になる
また、副産物的なメリットとしては…
・任意保険(車両保険)に加入していると、フロントガラス交換費用がカバーされる
・新デザインのフロントガラス(色付きフロントガラスなど)に交換できる
上記からすると、フロントガラス交換のメリットは意外にもあると感じるところです。
一方、デメリットを考えると…
・任意保険(車両保険)に加入してなければ、全額自己負担
・任意保険(車両保険)を適用すると、3等級程度下がる
・フロントガラスに貼り付けているアンテナ類は、全て交換
これらのデメリットは避けられないところです。
ハイエースをベースに考えると、フロントガラス交換費用は10万円を超えますから、実費は痛いことに…なので、私の場合であれば、任意保険(車両保険)を適用することになります。
そうすると、10万円を超えるフロントガラス交換費用全額が任意保険からカバーされることになりますが、3等級程度等級が下がるので、任意保険代が高くなることに…
ザックリ計算すると、3等級回復するまでの間に支払う値上がりした任意保険代の合計が、フロントガラス交換費用の3分の1程度になりますので、やはり、任意保険を活用した方が良いことになります。
あれこれ考えるとキリがありませんが、安全性とコスト性を総合的に判断し、対応を選択する必要がありますね!
経過観察するメリット(今回、私が選択した対応)
さて、話は戻りますが…
今回私が体験した飛び石についての対応は、経過観察です。
経過観察に至った経緯というか判断については、上記したところです。
改めて振り返ってみると…
・飛び石を受けたら直ぐに専門家に診断してもらう!
これが最も大切だったと痛感するところです。
経過観察以外の対応をする必要がある飛び石のダメージを受けた場合、そのまま走行していると、かなりの確率でヒビが拡大すると指摘されています。
ヒビが拡大すると、前方が確認しづらくなりますし、最悪、整備不良を指摘される可能性もあります。
なので、飛び石を受けたら早めに診断を受けることがキーポイントですね!
飛び石によるダメージがあると、車検がとおらない
私知らなかったのですが、飛び石でダメージを受けたフロントガラスでは、車検がとおらない可能性高いということでした。
『整備不良ということだろうか…車検とおらないと困るしね!』
スタッフさんに尋ねたところ、フロントガラスの整備不良が原因で、車検がとおらないことは実際にあるらしいのです。
これは注意点ですね!
飛び石を予防する運転方法とは…
以上、飛び石に関する整理でしたが、できれば飛び石は防ぎたいもの。
そこで、飛び石を予防する運転を考えてみました。
・前車との車間距離を十分確保する(大型車とは十分に)
・大型車両とすれ違うときは、左側に寄って走行する
・サービスエリアやインターチェンジなど、加速しながら高速に至る大型車両にはとくに注意する(多めに車間距離を確保する)
大型車両のタイヤの溝は、普通車と比較して大変に大きく深いものだけに、タイヤの溝に入り込んでいる石の大きさは、普通車と比べて大きくなります。その大きな石が飛び石となるわけですから、ダメージも大きいのですね。
なので、大型車両との離隔を十分に確保することが飛び石予防に繋がると考えます。
私が受けた飛び石は、対向する大型車両の飛び石。
フロントガラスの運転席側のガラスの端から15センチ程度の位置なので、もし、私が道路左側へ少しだけ寄って走行していたとすると、今回の飛び石は予防できたに違いありません。
予防策はあると確信する私です。
▼まとめ記事もご覧ください!
▼2020年2月以前の記事は別ブログで投稿しています!
まとめ
いかがでしたか?
誰もが防ぎたい飛び石ですが、この対策としては…
・飛び石を予防する運転を心がける
・飛び石を受けたら、早めに専門家の診断を受ける
・診断結果に応じた修理対応をする
・任意保険(車両保険)の活用と加入の検討をする
これらの対応策で、飛び石のリスクが低減すると思います。
私は今まで、数十万キロを走行していますが、今回、初めての飛び石を受けた経緯から考えると、これらは一定の根拠になるのではと思うところです。
心のダメージも大きい飛び石。防ぎたいものです!
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2019年7月、キャンピングカー(トイファクトリーアルコーバ:ハイエース)を購入し、妻と二人でキャンピングカーの旅を楽しんでます。
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