山口県下関市にある国の名勝と天然記念物にしていされている「石柱渓」。 ハイキングがてら「奇跡の渓谷」と言われている絶景を見るのは楽しみではありますが…
「国道には大きな標識が複数あるので、気軽に楽しめると思ったけど…」
「手袋や靴はシッカリ装備して、石柱渓を楽しみたいね!」
1時間程度で往復できる渓谷。 なので気軽に楽しみたいところですが、遊歩道は登山道に近いイメージな箇所もあるので、靴や手袋など装備はシッカリしたいところです。
他の観光客さんはリュックに熊鈴をつけて歩いていたほど… 私と妻は軽装(街中を歩く靴)だったので、安全を考慮し途中で引き返したのでした。
手袋や靴など装備をしっかりすると、楽しく自然を満喫できる石柱渓です!
山口県の石柱渓は駐車場完備!靴や手袋など装備をしっかりして遊歩道を楽しみたい
石柱渓周辺の国道に大きな標識が複数あったので、気軽に行ってみた…
九州北部在住の私が、なぜ「石柱渓」に行ったかというと…
『付近の国道に石柱渓の案内標識が多数あったから!』
単純な理由でしたが、普通にシッカリとした案内標識があるので「いつかは行ってみたい!」と思っていたのです。
下の写真のような立派な標識! 気軽に観光スポットを楽しめるかと… 国道435号線を走行すると多数の標識を見られた方も多いのではないでしょうか。
このような経緯で、山口県美祢市の観光のついでに立ち寄ってみたのです。
▼普通に立派な標識です!(以下Googleマップから引用)
▼立派なイメージですね!
▼国道反対側にも標識が多数!
駐車場は20台程度の広さがあるので、安心駐車が可能
国道435号線から県道に入ると田舎道を進みます。 道幅は極端に狭い箇所はないので、田園風景や山々を楽しむことができる絶好のドライブルート。 しばらく進むと石柱渓に到着します。
『駐車場があったんだ!』
石柱渓入り口のそばに駐車場。 駐車場は道路が広くなった箇所に白線が引かれていますが消えかかっているところもあり、好きなところに駐車しているようです。
また、20台程度駐車可能ですから、新緑や紅葉のシーズンの休日以外であれば駐車に困ることななさそうです。
さて、私が到着したときは2台の車が駐車場にありました。
・地元の方の軽トラック
・他県ナンバーの写真撮影の方
なお、他県ナンバーの写真撮影の方は、カメラの三脚など本格的な機材と長靴と熊鈴も装備!
『熊鈴?…まじ?』
写真撮影の方がいると言うことは、石柱渓の魅力は素晴らしいんじゃないかと私のボルテージが上がりましたが、熊鈴を装備している姿を見ると何となく不安感というか…
『私たち薄底の靴で来たけど…大丈夫?』
若干不安げな妻と顔を見合わせたのでした!
▼20台程度は大丈夫ですね!満車だと付近の道路にも駐車できないこともありません。
▼石柱渓入り口から駐車場を見たところ。200m程度歩きます。
▼駐車場から移動途中で石柱渓の入り口が見えます。気分は盛り上がります。
石柱渓の入り口は、立て看板を目印に!
駐車場に車を停めたら、石柱渓の入り口へ移動。 石柱渓の入り口は駐車場から下ること約200m。
ポトポト歩きながら川下に目をやると、平地の中心に石柱渓に入ると道が見えてきます。
『雰囲気いいじゃん!』
他の場所と明らかに違う雰囲気に気分が盛り上がります。 そのまま下ると大きな立て看板があり「石柱渓」と表示。 また、道の反対には昭和の時代からあったと思われる商店も…
『いい時代があったんだろうね〜』
そんな話をしながら妻と二人川へ下っていくと、紅葉の季節が終わった直後の遊歩道には、落ち葉が雰囲気良く敷き詰められています。 紅葉や新緑のシーズンは絶景なスポットであることは容易に想像できるほどですね!
紅葉シーズンが終わった直後だったので、観光客でごった返すこともなく静かに散策を続け橋を渡り切ると、石柱渓への入り口(盛り上がった真っ直ぐな道)を確認。
石柱渓の説明書きを読み込むと、自然が作り出した景観の魅力が理解できます。 また、名勝天然記念物と指定された大正時代まで、人目につかなかったスポットだったことも…
とても詳しく説明されている看板を時間をかけながら読み込むと、鳥のさえずりと川の音がひときわ素晴らしく思えるのでした。
『やっぱり、素敵なところだね!』
妻とニコニコしながら歩き始めることに…
ただ、この時点で一つの看板が気にはなったのです。 それは「入山の注意書き」。
入山の注意
道巾がせまく、路面に木の根や石が多いため次の点にじゅうぶん注意してご鑑賞ください。
一、転落事故防止のため、はきものは、カカトが低く歩きよいものを使用して下さい。
一、飲酒歩行をさけて下さい。
一、外柵に寄りかからないで下さい。 以下割愛
山口県 豊田町 豊田警察署 豊浦東消防署 石柱渓を愛する会
私は「入山の注意書き」を目にしたとき、熊鈴を装着して石柱渓に入ったアマチュア写真家の方を急に思い出してしまい…
『え、気軽に入れないのかな〜』
『僕らの装備でいいの?』
こんな不安感に襲われたのです。 とはいえ、素晴らしい観光スポットなので進むしかないと二人で確認し入山!
石柱渓へと続く素晴らしい遊歩道を歩き始めました!
▼駐車場から移動すると、この方向に立て看板です。
▼現在営業しているのか不明ですが、自動販売機やポスト、公衆電話がありました。
▼川へ向かって下ります。藤棚でしょうか。シーズンになると綺麗と思います。
▼紅葉が終わった後ですが…紅葉シーズンが素晴らしいことを想像します。
▼山火事には注意ですね!
▼橋から見た川。蛍が出現するそうです。
▼振り返ったところ。
▼橋を渡ると石柱渓へと続く道…新緑は綺麗ですね!
▼いい感じ…
▼由来が書かれていますので、立ち止まって読み込んでました。
▼対象の時代に広く知られた石柱渓だそうです。知らなかった…
▼「入山の注意」を見た瞬間、これは気をつけないと…
遊歩道が思った以上に登山道イメージだったので、途中で引き返すことに…
遊歩道を歩き始めてすぐのことですが…
・遊歩道の幅が急に狭くなった
・遊歩道そのものが川下に向かって下向きに傾斜しだした
・傾斜している遊歩道に落ち葉が積もって滑りそうだった
遊歩道のイメージが急に変わってきたのです。
『ちょっと、危険があるかもなので引き返そうか…』
残念だったのですが途中で引き返すことに。 万が一、歩道から滑り落ちると川下へ転落の可能性がありますから、中高齢で持病持ちの私は無理をせず、装備が充実したときに訪れようということで妻も理解をしました。
本当に残念でなりませんでしたが、何より安全第一が大切と考えた次第です。
逆にいうと、自然が豊かで「名勝天然記念物」に指定されるだけの価値があるスポットではないでしょうか。
▼柱状節理の渓流。新緑と紅葉のシーズンは素晴らしいと明記されています。
▼木の根と苔むしが素晴らしいです。
▼休憩所付近で引き返しました。杖が用意されていますのでチョイスするのもアリです。
▼え、倒木の関係で通行止めらしいです。
▼この奥で引き返しました。
▼引き返すことになり残念そうな妻ですが…
基本的な装備をシッカリすると、十分楽しめる石柱渓
私が考える装備品は以下のとおりです。
・登山向きの靴(普通の靴でも厚底)
・手袋
・熊鈴(クマは出現しなくても他の動物に有効)
・帽子
・夏季であれば水分
少々大げさかもですが、これら準備があると、安心して石柱渓を堪能できるのではと考えます。
なお、熊鈴に関しては不要かなとも思いますが、装備しているとイノシシなどの野生動物にも効果があるのではないでしょうか。 アマチュア写真家の方が装備していましたので、その理由も想像するところです。
▼入口付近では若干紅葉が残っていました。
軽装で無難に遊歩道を楽しむには、途中の休憩所付近で引き返すことがオススメ
残念ながら途中で引き返した私ですが、実は、軽装でも楽しむことは可能です。
・二瀬川神社と休憩所の間付近で引き返す
これがポイントですね!
駐車場から引き返すポイントまでは、ゆっくり歩いて15分程度。 軽い運動にはなります。
また、引き返すポイントまでの間でも、石柱渓に関わる自然環境を楽しむことができますので、お天気が良い日のレジャーとしては十分な価値。
とくに新緑や紅葉シーズンであれば、引き返しポイントまでの間でも十分楽しめますね!
軽装でも、シッカリとした装備でも、楽しめるスポットではないでしょうか。
オススメの「石柱渓」です!
▼まとめ記事もご覧ください!
▼2020年2月以前の記事は別ブログで投稿しています!
施設情報
所在地 山口県下関市豊田町大字今出
施設名 石柱渓
当ブログは、キャンピングカーの旅と、車グッズやメンテナンスなど投稿。
2019年7月、キャンピングカー(トイファクトリーアルコーバ:ハイエース)を購入し、妻と二人でキャンピングカーの旅を楽しんでます。
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