2019年7月にキャンピングカー(トイファクトリー アルコーバ)を購入し、1年間で57泊の車中仮眠泊をした私です。
現在、大容量のポータブル電源『イーエフデルタ』の2台目を購入し、電化的に快適な旅を楽しんでます。
「イーエフデルタの2台目を購入して正解だった!」
「2台連結して使うと、大容量のポータブル電源になるので便利!」
快適性の向上だけでなく、キャンピングカーのサブバッテリーの負担低減を目的に購入したイーエフデルタでしたが、その目的は、ほぼ達成できていると痛感しているところです。
私流ではありますが、イーエフデルタ2台の使い方をご紹介したいと思います(自己流で恐縮です)。
イーエフデルタ2台とラチタ1台のポータブル電源を使ったキャンピングカーでの使用例
イーエフデルタ2台を連結して外部電源としてキャンピングカーに使用
イーエフデルタ2台購入の後は、キャンピングカー車内で2台を連結し、車内に設置した外部電源端子から給電…
そしてサブバッテリーの充電をしています。
・イーエフデルタ1台のすべてを使い切っても、無停電で2台目のイーエフデルタに自動で切り替わる…真夏の車中泊はエアコンなど快適化に繋がる装置を稼働させるため電力消費は大きくなりますが、1,260Wh2台連結すると2,520Whという大容量になるため、電力消費を気にすることなく快適に過ごすことができる。
・2台目のイーエフデルタに無停電で切り替わるため、手動操作が不要になる…連結してなければ、1台目のイーエフデルタを使い切ると2台目のイーエフデルタへの切り替え作業が必要に。この作業が就寝前や就寝中だと意外に面倒な作業ですが、この対応から解放されるメリットがある。
・連結するための設定は不要で簡単…イーエフデルタ2台連結するに必要な作業はとっても簡単。付属している1本の100Vコードを接続するだけ。本当に簡単な作業。
なお、これらのメリットは、次の要件があるので実現できてます。
・イーエフデルタが大容量(1,260Wh)
・1600Wの最大出力
・車内に設置した外部電源端子(納車時にオプション施工)
ポータブル電源の高性能化と、キャンピングカー納車時にオプション施工した車内設置の外部電源端子が功をそうしています。
イーエフデルタ1台はキャンピングカーの旅から帰宅した後に外部充電として使用
イーエフデルタを2台購入したからというわけではありませんが、マンション住まいの私は、キャンピングカーの旅から帰った後に、サブバッテリーを外部電源から充電することができなかったのです。
納車からの1年間はこの状況が継続し、1度も外部充電をしたことがありません。
ところが、イーエフデルタを購入した後は、キャンピングカーの旅から帰ったら直ぐに外部充電ができることになりましたので、サブバッテリーへの負担は小さくなったのではと考えるところです。
戸建住宅であれば、サブバッテリーの外部電源からの充電は、いつでも可能だと思いますが、マンションなど集合住宅では外部充電ができない!ことがほとんどではないでしょうか。
帰宅した後にイーエフデルタで外部電源から充電すると、驚くほどの充電量に達することがあり、その効果を体感するところです。
ラチタはスマートフォンなどデバイスの充電に使用
イーエフデルタを購入するまでは、ラチタというポータブル電源のみ使っていました。
・最大400Wの出力
・444Whの容量
このスペックでもポータブル電源としては、高性能なカテゴリーに入る性能です。
しかし、最大出力が400Wのため、サブバッテリーを充電する外部電源としては、稼働できないケースがほとんど。
なので、イーエフデルタ購入後は、スマートフォンやパソコンなどのデバイス充電用として、ラチタとイーエフデルタの役割を分担させています。
▼アマゾンでラチタを販売しています。
実際にイーエフデルタ2台を連結して外部電源として使ってる状況
テーブルの下に縦置きに配置したイーエフデルタ2台
さて、2台のイーエフデルタをどのように配置しているのか…
私のキャンピングカーは、ハイエースベースのトイファクトリーアルコーバ。
いわゆるバンコンなので、キャブコンのように大きさスペースはありません。
そこで、車中仮眠泊をする場所に到着すると、テーブルの下に2台のイーエフデルタを縦置きにしています。
縦置きにすることで、二人旅の私には支障なく室内空間を利用できています。
なお、イーエフデルタを縦置きにしたままだと運転中の振動などで転倒の恐れがあります。
なので、1台のイーエフデルタは通路に置いています。
▼2台のイーエフデルタを縦置きするとテーブルの下に収まります。
付属の100Vコード1本を使って2台のイーエフデルタを連結
イーエフデルタ2台を連結するやり方ですが、これは実に簡単!
・1台のイーエフデルタの出力コンセントに接続
・1台のイーエフデルタの入力コンセントに接続
2台のイーエフデルタを付属している100Vコード1本を、それぞれ繋ぐだけで連結するのです。
▼子機側のイーエフデルタです。付属100Vコードを出力コンセントに入れるのみ。
▼母機側イーエフデルタの交流100Vコンセントの入力に差し込みます。これで2台が連結です。
連結すると母機と子機の役割をするイーエフデルタ
2台のイーエフデルタを接続するだけで連結することは上述しました。
これのみで、イーエフデルタが、母機側と子機側に役割が分かれるのです。
『子機側から優先的に電力を使うんだな〜よく制御できている』
単純に付属の100Vコードを接続するだけで、同型のイーエフデルタが自分の役割を認識し、連結稼働することがわかったのです。
子機側イーエフデルタの容量がなくなると母機側イーエフデルタが稼働
イーエフデルタを連結で使ったときに、2台がどのような運転になるのか大変興味がありました。
この点、実際の車中仮眠泊でいろいろ試したところ、母機側と子機側のイーエフデルタが次のような動きをすることがわかりました。
・1600W以下の電化製品を使うと、子機側のイーエフデルタのみから給電する
・子機側のイーエフデルタの残量がなくなると、母機側のイーエフデルタからの給電が始まる
・母機側のイーエフデルタの残量が100%でなければ、子機側のイーエフデルタが母機側を充電する(イーエフデルタを使っているときの動作)
・子機側のイーエフデルタが給電すると、10%程度の電力の損失がある(子機側からの給電が母機側を経由するので損失と考えます)
・子機側のイーエフデルタの残量が0%になり、母機側のイーエフデルタの給電がスタートするときに、ほぼ無停電で自動で切り替わる
2台連結の使った回数が多くはないので、あくまでファーストインプレッションとなりますが、上述の動きに変わりはありません。
▼子機側イーエフデルタは184Wの出力を表示していますが…
▼母機側イーエフデルタには166Wの入力となってます。これが損失分でしょうか。
母機側と子機側の役割を担うイーエフデルタは固定的に使用
これは個人的なこだわりといいますか、マイルールなのですが…
母機側と子機側イーエフデルタを固定的に運用しています。
2台のイーエフデルタに番号を記載したシールを貼ることで、1号機と2号機の見分けがつきます。
・1号機は母機側(キャンピングカーの外部電源へ接続)
・2号機は子機側(外部電源には接続しない)
この使い方がいいかどうか不明なのですが、100%使い切る子機側のイーエフデルタの劣化具合を知りたいという思いからです。
リチウンイオン電池を100%使い切ることは、ポータブル電源への負担になりますので、母機側よりも子機側の方が寿命到来が早いのではとも思うところです。
ラチタからイーエフデルタへの充電も可能
イーエフデルタに比べると容量的に小さいラチタは、iPhoneやパソコンの電源として使うことは上述しました。
比較的短期な車中仮眠泊では、ラチタの残容量が大きくなります(1〜2泊程度では余裕の容量だからです)。
なので、子機側イーエフデルタが0%に至ってますので、帰宅する前の移動中にイーエフデルタの残容量が10〜20%程度までなるように、ラチタからイーエフデルタへ充電をします。
これにより、残容量0%の時間を短くすることができますので、子機側イーエフデルタの寿命を伸ばすのではと期待しているからです。
あくまで、私の想像のことですから、正式な根拠はありませんが、多分そうなのかと…
▼移動中はイーエフデルタの上にラチタを置いてます。
キャンピングカー(トイファクトリー アルコーバ)のサブバッテリーのこと…
サブバッテリーの寿命を長くするポイント(私流)
これからは、私が考えたサブバッテリーの一般的な寿命を長くするポイントを整理してみました。
・週一回は、外部充電からサブバッテリーを充電する(マンション駐車場なので交流100Vの利用ができませんから、イーエフバッテリーから充電)
・サブバッテリーの負担を軽減するため過充電をしない(2〜3日以上の連続した充電をしない)
・キャンピングカーの旅から帰宅後は、直ぐに充電する(イーエフデルタ1個分の充電量に至ることがある)
・大電流で充電するとサブバッテリーに負担がかかるので、なるべく外部充電で安定して充電する
個人的に考えているサブバッテリーの優しい使い方ですが、イーエフデルタ購入後は徹底しています。
納車から1年間は外部充電は皆無だったので、サブバッテリー には負担をかけすぎたのではと思うところです。
トイファクトリーさんに伺ったところ、サブバッテリーを6年間使用したユーザーさんもおられるとの情報がありましたので、それを目標にサブバッテリーを上手に使いたいと思います。
メインバッテリーの寿命を長くするポイント(私流)
具体的にイーエフデルタを使って外部充電するときに心がけていること少々…
・外部充電中は操作パネルの電源は入状態にする
これは、外部充電を開始後、サブバッテリーの電圧値が13.6Vを超えると、メインバッテリー(走行用バッテリー)の充電を開始するように制御されているからです。
操作パネルの電源が切りだと制御がありませんので、メインバッテリーの充電をすることがありません。
なので、サブバッテリーの充電とともに、メインバッテリーの充電も大切なことなので、操作パネルの電源は入りで充電しています。
サブバッテリーについて総括的な印象(私流)
1年を超えてキャンピングカーを使いましたが、この間で得たサブバッテリーの印象をまとめてみます。
・1〜2日程度の連続した外部充電では過充電にはならない(操作パネル電源切りでも)
・外部電源を接続した時のカチッという音は正常だった(リレーか電磁接触器?)
・トイファクトリーさんは外部電源による充電では、8時間でサブバッテリーが満充電になると広報しているけど、実際はそれ以上の時間がかかることがある
・外部充電中10〜20ワット程度で安定しているのは満充電になっていると考えてよい
思いついたことを記載しましたが、なんとなく思うところです。
そのほかサブバッテリーで注意している点(私流)
サブバッテリーに関して日常的に気をつけていることがあります。
それは、バッテリートラブルによる事故。
サブバッテリーは、メインバッテリーとは異なり密閉型なので、バッテリーから水素ガスが発生しない構造になっていますが、重大なトラブルが発生すると、水素ガスが発生したり、爆発したりなど危険な状態に至ることがあります。
なので、日常的な点検としては…
・サブバッテリーの形状に変化ないか目視確認(バッテリー本体に定規を当てると変形が確認できます)
・サブバッテリーから異臭がないか確認(ガス発生の有無)
この2点を確認すると、重大なトラブルには至らないようです。
エアコンや電子レンジは外部充電から直接給電するのでサブバッテリーやインバーターを経由しない!
イーエフデルタを使う前までは、電子レンジやエアコンなど消費電力が大きい機器を使うときは、気を使っていました。
ところが、イーエフデルタを購入した後は、エアコンや電子レンジを使うときは、必ずイーエフデルタを外部電源から充電しながら使ってます。
すると、外部電源から充電すると、100V機器はサブバッテリーやインバーターを経由しないので、イーエフデルタから直接給電。
サブバッテリーやインバータへの負担がありませんから、気を使わずに大きな機器を支えてます。
ちなみに、電子レンジとエアコンを同時に稼働すると、1,300Wを超える出力をイーエフデルタが表示しますので…
『イーエフデルタがなければ、サブバッテリーの負担が相当に大きいな〜』
痛感します。
この使い方で、サブバッテリーやインバーターの負担が相当に小さくなりますから、寿命延伸に繋がるのではと期待するところです。
▼過去のイーエフデルタに関する私の投稿もご覧ください。
(K)1600Wのポータブル電源!口コミ高評価のイーエフデルタ!
(K)イーエフデルタをアマゾンで購入!キャンピングカーで使う!
(K)防雨型中間スイッチ!イーエフデルタと外部電源を安全に操作!
(K)イーエフデルタをハイエースのシガーから充電!延長コード!
(K)イーエフデルタ2台目購入!キャンピングカーで快適な車中泊に!
▼アマゾンはこちらです!
▼まとめ記事もご覧ください!
▼2020年2月以前の記事は別ブログで投稿しています!
まとめ
大容量ポータブル電源2台を使ったキャンピングカーの旅は、残容量を考えることなく電化製品を快適に使える点は素晴らしいと思います。
一方、イーエフデルタの充電という点で考えると、例えば、シガー充電では8〜10時間を要するので、2台連結のメリットは1〜2泊の短期的な旅に限られることが多い気もします。
この点は、宿泊数に応じたポータブル電源の効率的な使い方の検討を続けていきたいと思います。
いずれにしましても、大容量ポータブル電源はキャンピングカーの旅や車中仮眠泊の旅の快適化に大きく寄与するグッズではないでしょうか。
当ブログは、キャンピングカーの旅と、車グッズやメンテナンスなど投稿。
2019年7月、キャンピングカー(トイファクトリーアルコーバ:ハイエース)を購入し、妻と二人でキャンピングカーの旅を楽しんでます。
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でなおし:2014年に開始した雑記ブログ。自動車、グルメなど投稿しています。
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