私は、49歳で脳出血を発症した中高齢者です。
自動車運転については、厳しいリハビリと、退院後にした公安委員会などへの必要な手続きを済ませたことで、運転が再開。
現在は、キャンピングングカーの旅を楽しめるまでに復帰しています。
ところで先日のこと…
キャンピングカーで車中泊をしているとき、ふとしたことから、車中で転倒しそうになったのです。
「危ないところだった!転倒すると骨折だから…やばかったな〜」
「ヒヤリハットを見過ごさないで対応した方が良いよね!」
中高齢者にとって、転倒事故は、絶対に避けたい事象。
そのような経緯から、トヨタ純正「アシストグリップ」を付けてみたのです。
全体重をグリップにかけても、びくともしない堅牢さに、安心感が向上!
ヒヤッとしたり、転倒したりを防止する強い味方になったと思います。
ハイエース純正アシストグリップを付けてみた!後付けでも、しっかりと安全確保できる優れものだった!
キャンピングカー車内で、転倒しそうになったこととは…
アシストグリップ取り付けのキッカケになった出来事は…
・就寝のため二段ベットの上部に昇ろうとしたとき、靴下がズルッと滑り転倒しそうに…
そのときの状況が伝わりにくくて恐縮なのですが、履いていた靴下(ビジネス用)が、ベットの木製部分で滑ったのです。
『危なかったな〜床に転倒するところだった!』
中高齢者の転倒は、将来の認知症のきっかけになったり、長引く後遺症で困ることもあります。
なので、翌朝すぐに妻と相談!
『骨折するとヤバイんで…点検しとこうか?』
車内への昇降、ベットの昇降など、車中泊の一連のイメージしながら、二人で総点検。
道の駅の駐車場で点検する様子は、他のお客さんから見ると、異様な光景に違いありません。
その結果…
・二段ベッドの不使用
・「アシストグリップ」の取り付け
この二つを、対策にしようということで一致。
後日、ショップさんに相談することになったのです!
車内を総点検!二段ベッドの不使用と、「アシストグリップ」で車の昇降時の安全を確保
・二段ベットの不使用
・「アシストグリップ」の取り付け
これは、上記しました。
二段ベッドの不使用についてですが、私のキャンピングカーは、「トイファクトリーアルコーバ」。
常設二段ベッドがメリットのキャンピングカーなので、車中はくするときに、とっても便利です。
ただ、上のベッドに移動するさいの梯子(ステップ)がないので、木枠の上に足を乗せて上がっていました。
今回、ビジネスタイプの靴下を履いていた私は、木枠に足を乗せたとき滑ってしまい、ゴロンと床に転んだのです。
『両手を木枠に捕まっていたから、ゆっくりとゴロンしたけど…』
もし、勢いがついて床に普通に転倒すると、腰部の骨折は覚悟しなければならなかったかもの出来事でした。
そういうことから、妻と相談した結果、妻がサードシート(テーブル席のシートですね)を常時倒してそこで就寝することで、私がベッドの下で就寝することにしたのです。
妻は、小柄なのでサードシートでも十分に就寝できますから、妻は妻で満足している様子。
夫婦二人がwin-winの関係で、二段ベッドの不使用が決定いたしました。
「アシストグリップ」の取り付けについては、車内または車外への昇降が安全になるようにとのことで、これを検討。
妻もあった方が良いよねと、快く同意してくれた経緯があったのです。
トヨタ純正「アシストグリップ」を付けることに!
さて、「アシストグリップ」の取り付けることは決まったのですが、次に、どのパーツを付けるか検討です。
『純正品が無難なのかな〜?』
ハイエースは、純正以外のパーツが多く提供されていますので、車昇降時のグリップ関係を検索すると、山ほどパーツが出現します。
『どれにしたら良いのか?』
パーツをチョイスする悩みが大きくて、中高齢な私には難しいことでした。
そこで、もともと純正品が好きな私は、トヨタ純正の「アシストグリップ」をチョイス。
価格は決して安くはないものの、安全性や耐久性を考えて、純正品を選択したのです。
社外品が悪いと言っているわけではなく、私が社外品を選択する能力がないものですから、純正品を選択したということです。
この点、ショップさんにもご理解をいただき、純正品で対応をすることにしました!
「アシストグリップ」のクオリティは、素晴らしいものだった!
早速、ショップさんで「アシストグリップ」を取り付けました。
すると、「アシストグリップ」のクオリティが素晴らしく、完全に納得(満足)したのです。
・力を込めてグリップを握っても、全く動揺することがなく、シッカリとしている
・グリップの表面が滑りにくい構造で、質感が良い
・車内インテリアと調和が取れた色目で違和感がない
・大きく目立ち過ぎることがなく、とてもシンプル
・車の昇降にベストな位置にグリップがある
多くの利点を体感しているのです。
価格は、工賃込みで16,000円程度なので、極端に高くないとも考えられますから、これは有益なオプションと思った次第です。
▼網戸の内側に取り付けた「アシストグリップ」。純正品のため、見た目も違和感ありません。
▼グリップ表面に質感は高質なイメージです。全く滑りません。
▼指先だけで握っても、身体の安定性は確保されます。とっても便利!
実際の昇降時に、転倒や墜落を防止する有益なアイテムに違いないこと!
さて、「アシストグリップ」の取り付けが完了しましたので、実際に昇降。
『グリップから手を離さなければ、墜落や転倒は防げる』
本気で思えるのでした。
今までは、乗り降りの際は、助手席のヘッドレストの部分を左手で持ちながら移動していたので、若干のふらつきみたいな不安定感がありました。
ところが、「アシストグリップ」を握ると、全く不動なグリップなので、手が離れない限り、墜落や転倒がないのではないかと思ったほどです。
転倒や墜落を防止する有益なアイテムは違いないですね!
網戸と「アシストグリップ」が干渉せず、良好な使用感に満足!
私のハイエースはキャンピングカーと上記しました。
その関係で、スライドドア一面に網戸をつけているのです。
この点、「アシストグリップ」と網戸のベースの部分が干渉し、調子が悪いのではないかと心配していたところ、全く問題ないことが分かりました。
全くと言って良いほど、網戸の存在を意識しなくて良い状況ですから、本当に助かったのでした。
▼網戸の網部分の車内側に指を入れて昇降します。
電動ステップも検討したものの、費用が高いので要検討にしたこと
「アシストグリップ」の取り付けとともに検討したのが、「電動ステップ」の取り付けです。
『福祉車両で良くみる電動ステップ。あれは良いね!』
グリップと同時施工と考えたのですが、電動ステップの費用が高く、今回は見送りました。
・工賃込みで20万円超え!
一瞬、驚くほど高いと感じたのですが、ショップさんのお話によると、製造メーカーが多数あるわけでもなく、福祉車両を対象に製造販売されている商品とのこと…
なので、一般ユーザーが取り付けることは、ほとんどないとも言われていたのです。
確かに、福祉車両には、電動ステップがありますが、これは、安全性と耐久性に十分配慮された製品だと思いますから、高くて当然と理解した次第です。
60歳を超えたら、その必要性は増すと考えましたので、あと数年は待ちになりそうです!
▼まとめ記事もご覧ください!
▼2020年2月以前の記事は別ブログで投稿しています!
まとめ
いかがでしたか。
トヨタ純正「アシストグリップ」の取り付けで、転倒や墜落のリスクを大きく低減することができました。
・16,000円程度の費用
・純正なので、車内デザイン的にも違和感ない
・安全性や耐久性は、信頼性が高い
メリットを多く感じるトヨタ純正品だと思います。
とはいえ、ハイエースには、多くの社外パーツが供給されていますので、使い方に合ったパーツをチョイスすることが肝要とも考えるところです。
もし、社外パーツの選択に苦労される場合は、純正品を選択することも良いのではないでしょうか。
また、私のように、脳出血などの既往歴がある方は、身体に麻痺が残っていることが多いので、「アシストグリップ」や電装ステップなどの安全パーツの導入は、有益だと考えます。
そもそも、ハイエースは福祉車両としても大活躍していますから、安全オプション品には事欠かないですね!
当ブログは、キャンピングカーの旅と、車グッズやメンテナンスなど投稿。
2019年7月、キャンピングカー(トイファクトリーアルコーバ:ハイエース)を購入し、妻と二人でキャンピングカーの旅を楽しんでます。
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