今話題のオールシーズンタイヤを装着してみました!
「南国九州だから年に数回の積雪…スタッドレスはもったいない!」
「グッドイヤーは多くのタイヤサイズが用意されているので便利!」
スタッドレスタイヤの選択と迷ったのですが、南国九州在住の私は年数回の積雪に対応するのであればオールシーズンタイヤが最適と考えたのです。
実際に走行してみると、スタッドレスのような冬用タイヤイメージする使用感とは異なる感覚でとても好印象。豪雪地帯でなければオールシーズンタイヤのチョイスもアリと思います!
グッドイヤー「ベクター4シーズンズハイブリッド」の使用感と価格に納得!多くのタイヤサイズに対応したオールシーズンタイヤ!
なぜ、オールシーズンタイヤを選択したのか?
・南国九州は年数回の積雪なので、スタッドレスタイヤはもったいない気がして…
私がオールシーズンタイヤを選択した理由です。
南国九州では、積雪は年に数回ある程度。しかも大雪になったとしても雪は直ぐに溶ける傾向にあります。通勤で激安軽自動車を使っている私は、スタッドレスタイヤ購入に踏み切れなかったのです(車体価格49,000円の激安軽自動車のため)。
とはいえ、過去積雪で通勤できなかったこと(正確には予防的に通勤しなかったこと)が数回あったのも事実。不意の積雪の場合でも、とりあえず走行できるものはないかと考えていたところ、ディーラーさんからオールシーズンタイヤの提案を受けたのです。
『南国九州向きなタイヤだ〜』
現在のタイヤ(ブリヂストンエコピア)残存溝深さは余裕あったのですが、冬シーズン終了直後の割引が適用されるタイミングで、オールシーズンタイヤを装着することを決めたのでした。
夏場に向かうこの時期にオールシーズンタイヤへ変えるという一般的には考えにくいタイミングのオールシーズンタイヤへの変更でした!
なぜ、グッドイヤーの「ベクター4シーズンズハイブリッド」を選択したのか?
個人的にはミシュランが好きなので、オールシーズンタイヤもミシュランをチョイスしたいとディーラーさんへ相談。すると…
『ダイハツミラのタイヤサイズだと…グッドイヤーになってしまいますが…』
一瞬理解できなかったのですが、どうやらメーカーによって対応しているサイズが微妙に異なるらしいのです。タイヤサイズが合わなければオールシーズンタイヤに変更できません。なので、仕方なくグッドイヤーを選択したということになります。
今思えば、タイヤサイズに幅広く対応したメーカー「グッドイヤー」に大きな好感を持ちます!
▼グッドイヤーのベクター4シーズンズを選択しましたが、結果として不満足点はありませんでした!
見た目の印象は?
さて、ディーラーさんでタイヤ交換を終えてみると、意外に「ゴツい!」という第一印象!
今までのブリヂストンのエコピアは、標準サイズということもあり、見た目細すぎるタイヤ。「まっ、仕方ないか…」と思っていたところ、オールシーズンタイヤは全体にゴツい印象なので、遠くから見ても細すぎると感じはありません。
『少し太く見えるから、見た目もかっこいいかな?』
見た目印象を特別意識する私ではありませんが、満足感あるボリュームです。
▼ゴツい印象のタイヤ。
▼オールシーズンタイヤのマーキングがあります。
▼特徴的なパターン。意外に面白いものです。
▼タイヤ交換直後にタイヤ残存溝深さを測定。バッチリ8ミリあります。ブリヂストンエコピアは8ミリより少し浅い気もしてましたが…
走行インプレッション(低速走行)
実際の低速走行のインプレッションです。
低速走行(30km/h程度以下)インプレッション ・柔らかいタイヤが振動を軽減(小さな微振動が低減。つまり、乗り心地が良くなった) ・30km/h程度以下の速度であれば、走行音は気にならない(若干独特な音がする程度) ・右左折やカーブで車体の傾きなどなし(特に違和感ない走り) |
良いことしか述べてない印象ですが、気になる点は特にないのが正直な印象。
冬用タイヤのイメージもっていましたが、街乗りでもたつくことなく普通に走行できます。あまりに普通に走行できるのでオールシーズンタイヤを履いていることを忘れてしまうくらいです。
ただ、若干ではありますが、ノーマルタイヤと異なる走行音を体感するので、『オールシーズンタイヤを履いているんだ…』と痛感するだけです。
低速走行ではほぼ問題ないインプレッションです!
走行インプレッション(高速走行)
次に高速走行のインプレッションです。
高速走行(30km/h程度以上)インプレッション ・40km/h程度を超えると、ゴーっという音が聞こえる(個人的には気にならないレベル) ・60km/h程度を超えると、カーっという音が聞こえる(窓が開いていてかな?と一瞬思うレベル) ・80km/h程度では、ゴーっとカーっと二つのミックス音が聞こえる(個人的には気にならないがミックス音は特徴的な印象) ・車線変更はタイヤのタワミ感がなくしっかりしている(柔らかくなく安定した走り) ・路面の穴はシッカリと通過する印象(ショックが和らいでいる) |
上記のように高速走行では、走行音が気になるかもしれません。
ただ、私が乗車している車はダイハツミライース(激安中古車)なので、そもそも静音性は良くありませんから、一概にいえない点もあります。あくまで、直前に装着していたブリヂストンエコピアと比較した印象ですね。
ゴーっという音、カーっという音。この2種類が混在した音など、3パターンの音を痛感。この点は静音性が悪い車なので、全体的には気にならないレベルではあります。
オールシーズンタイヤは夏用タイヤと比較してコンパウンドが柔らかい印象を持ちますが、高速走行時の車線変更などで不安を感じることがありません。タイヤメーカーで意識的な対策をしているのでしょうか。
少なくとも、走行音を除けばブリヂストンエコピアよりも満足度は高くなっています!
念のため慣らし運転することをオススメ(60km/h以下で200km走行)
さて、新品タイヤを装着したら「慣らし」をするかどうか…この点、ディーラーさんに聞いたところ、最近のタイヤでは以前のように意識的に「慣らし」をする必要はありません。とのアドバイスでした。
ただ、新品タイヤの「慣らし」をする意味自体を否定するだけの根拠が見つからなかったので、自分なりに「慣らし」をすることに。
そこで参考にしたのは、タイヤメーカー各社の「慣らし」に関する記述(引用元:タイヤメーカーホームページによる)。
タイヤメーカー | 一般タイヤ | 冬用タイヤ |
ブリヂストン | 80km/h以下で100km以上 | 60km/h以下で200km以上 |
ミシュラン | 乗用車は80km/h以下で100km以上、小型トラックは60km/h以下で200km以上 | 記述なし |
グッドイヤー | 80km/以下で100km以上 | 記述なし |
ダンロップ | 乗用車と軽トラックは80km/以下で100km以上、小型トラックは60km/h以下で200km以上 | 記述なし |
ヨコハマ | 80km/h以下で100km以上 | 80km/h以下で100km以上 |
タイヤメーカーによって記述は異なるものの、最も厳しい基準の「慣らし」は、60km/h以下で200km以上の走行ということがわかります。
これがいいのか悪いのか全く不明なのですが、新品タイヤの「慣らし」をして悪いことはないと考え、実施することにしたのです。
200km走行の「慣らし」を終えてタイヤを確認すると、タイヤ表面は綺麗に膜が取れたような状態で、一部分が異常に減ったり、ケバだったりすることもなく無事に終了。
考え方は人それぞれなので一概に言えませんが、私は上記の基準で新品タイヤの「慣らし」をして正解だったと痛感しています!
▼新品タイヤを装着したときトリップメーターを0kmにセット!200km走行完了したので「慣らし」終了です!
▼新品タイヤではタイヤ表面全体に数ミリのイボがありましたが…
▼200kmの「慣らし」が終わる頃には、ほとんどのイボが消えかかってます。
▼イボが摩耗して潰れてきています。
オールシーズンタイヤに期待すること
個人的な期待感ですが…オールシーズンタイヤに期待することが多くあります。
・突然の積雪でもなんとか走行できること
・雨降りの水捌けがよいこと
・泥道やぬかるんだ道でグリップがいいこと
これらを期待するところです。
オールシーズンタイヤだけに、いろいろなシーンで力を発揮しれもらうことは嬉しいので、どうしても期待が大きくなります。
これらのインプレッションは、別記事アップにいたします!
どの程度の耐摩耗特性なのか?…今後検証することに!
オールシーズンタイヤの耐摩耗特性はどうなのか?
これ本当に気になるところです。
直前まで装着していた「ブリヂストンエコピア」は2万キロ走行で4ミリ摩耗。つまり、タイヤ残存溝深さが3ミリまでタイヤを使用したとすると、2〜3万キロ走行でタイヤ交換になってしまいます。
私の通勤では、1日で100km走行しますので1年間で2万4,000km。すると、1.5年〜2年でタイヤ交換に至るわけです。
なので、オールシーズンタイヤの耐摩耗特性は、希望値としては丸々2年(4万8,000km)を期待するところですが、多分難しいのではとも考えてます。この点は今後検証していきたいと思います。
▼残り3ミリ程度に摩耗したブリヂストンエコピア。もう少し走行はできます。
燃費はどうなのか?
・夏用タイヤと大きな違いがない
オールシーズンタイヤは柔らかいイメージがあるので、燃費は下がるだろうと覚悟していたところ、目立った数値の変化がありません。
現在数百キロしか走行してない状況ですが、「燃費傾向としては若干低下するかもしれないが、大きな変化はない程度」。
一言で表現すると上記のような体感でしょうか。今後も燃費については継続的に検証する予定です。
▼ハイエースのキャンピングカーにオールシーズンタイヤを装着したレビューもご覧ください!
(K)グッドイヤーのオールシーズンタイヤをハイエースに!レビュー
▼まとめ記事もご覧ください!
▼2020年2月以前の記事は別ブログで投稿しています!
まとめ
オールシーズンタイヤは、アイスバーンなどの路面は注意が必要などがあるように、スタッドレスタイヤと基本的に構造が異なります。
なので、積雪の多いエリアで積極的に装着するのはいかがなものかという声も多くある一方、南国エリアなど1年で数回程度の積雪しかない環境下ではメリットが大きいタイヤと思います。
・シーズン前後でタイヤの履き替えスケジュール調整でイライラ感がない
・突然の積雪でも走行は可能
・夏場の性能が意外にも高い
これらのメリットを踏まえ総合的に検討すると、居住地エリアによっては大変メリットが大きいオールシーズンタイヤだと思います!
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2019年7月、キャンピングカー(トイファクトリーアルコーバ:ハイエース)を購入し、妻と二人でキャンピングカーの旅を楽しんでます。
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